11月の新着ワイン

写真右より
ラ・ディヴァット ミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ・シュール・リー 2015
サン・テステフ・ド・カロン・セギュール 2013
エミール・デュラン ブルゴーニュ・シャルドネ 2016

・ラ・ディヴァット ミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ・シュール・リー(白)2015

「ミュスカデ」は他の地域にはないブドウ品種で、独特の製法によって酸味や旨みを感じる辛口のすっきりとした白ワインになります。「セーブル・エ・メーヌ」とは、フランス・ロワール地方のセーヴル川とメーヌ川周辺の23の村で作られるワインを指し、「シュール・リー」とは、通常行う発酵の途中で出る「澱」を取り除く作業をしない製法のこと。これにより「よりまろやか」で「ミネラル感を得れる」と言われています。緑がかった淡い黄色で、力強い花の芳香はスパイスとワインの含みがあります。豊かで爽快、バランスのとれた風味は、春から夏にかけて魚介料理と楽しむのにピッタリです。

・サン・テステフ・ド・カロン・セギュール(赤)2013

力強さと繊細さをあわせ持つボルドー、サン・テステフ村カロン・セギュールのサードワイン。このワインは樹齢の若いブドウから造られているため、フレッシュでより親しみやすい味わいが特徴。2013年のボルドーは、不安定な天候が続く厳しい年でしたが、収量を抑え、カベルネ・ソーヴィニヨンのブレンド比率を上げることで傑出した味わいを造り出しました。軽やかな味わいですが、優雅で高い品質を感じます。ちなみにラベルのハートマークは、かつてラフィット、ラトゥールも所有したセギュール侯爵がこのワインを最も愛したゆえに付けられたと言われています。

・14ハンズ カベルネ・ソーヴィニヨン (赤)2015

米国ワシントン州コロンビア・ヴァレーの赤ワインです。14ハンズとは、かつてこの地域を駆け回っていた野生のアラブ種の子馬の高さが、わずか14ハンズ(掌14個分)しかなかったことに由来し、野生馬の精神を称賛するラベルが印象的です。このカベルネ・ソーヴィニヨンは、ダークチェリー、ブラックカラント、コーヒー、そしてほのかなスパイスの含みを持ち、スパイシーなオークの含みが補完し、洗練されたタンニンが強調します。トマトとバジルのブルスケッタ、ナスのパルメザンチーズ焼き、クラッシュハーブのプライムリブ、ビーフステーキ、ボリューム満点鹿肉のシチューなど、様々なタイプのレシピに合います。