1月の新着ワイン

写真右より
・サン・テステフ・ド・カロン・セギュール(赤)2013
・ルネ・ルカン・コラン ブルゴーニュ ピノ・ノワール(赤)2015
・ディアンヌ ド ベルグラーブ(赤)2011

・サン・テステフ・ド・カロン・セギュール(赤)2013

力強さと繊細さをあわせ持つボルドー、サン・テステフ村カロン・セギュールのサードワイン。このワインは樹齢の若いブドウから造られているため、フレッシュでより親しみやすい味わいが特徴。2013年のボルドーは、不安定な天候が続く厳しい年でしたが、収量を抑え、カベルネ・ソーヴィニヨンのブレンド比率を上げることで傑出した味わいを造り出しました。軽やかな味わいですが、優雅で高い品質を感じます。ちなみにラベルのハートマークは、かつてラフィット、ラトゥールも所有したセギュール侯爵がこのワインを最も愛したゆえに付けられたと言われています。

・ルネ・ルカン・コラン ブルゴーニュ ピノ・ノワール(赤)2015

ルネ・ルカン=コランは、ブルゴーニュの「若き才能」の一人に選ばれたフランソワ・ルカンがワインメーカーを務めており、ピノ・ノワールは、ぶどうの枝を水平に広げた「コルドン・ドゥ・ロヤ Corodon de royat」で剪定。収量を少なく抑えて、品種最高の表現を得ています。クリアで鮮やかなルビー色。ノーズは、魅力的なスミレ、チェリー、醤油、ハーブのニュアンス。ミディアムボディで、滑らかでフレッシュ、力強いベリー類の核を持ち、滑らかでがっしりとした後味では、融和したタンニンにより支えられています。

・ディアンヌ ド ベルグラーブ(赤)2011

メドック5級、シャトー・ベルグラーヴのセカンドワイン。メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニヨン27%、プチ・ヴェルド3%の構成。ファーストワイン同様、樹齢の若い木から手摘みで収穫されたブドウから造られ、熟成期間は12ヶ月。新樽比率は45%。微妙な色合いのガーネット色。熟したブラックベリーと黒スグリのアロマ。樽香がとロースト香が心地良く、スムースな果実味とシルキーな独特のタンニンが、深みのある複雑な味わいを作り出す、魅力的な仕上がりとなっています。