2月の新着ワイン

写真右より
・ユニオン・デ・ヴィティキュルトゥール・ド・シャブリ シャブリ(白)2015

ブルゴーニュ地方の「シャブリ・ワイン生産者組合」のシャブリです。薄い緑色。淡いレモン、グリーンアップル、シトラス、フリントストーンの香りがとてもフレッシュで鮮明。ドライで酸度が高く、ボディは軽めの細身スタイル。サーモン、マグロ、貝類といったシーフードによく合いますが、豚肉やマイルドなチーズ、キノコのリゾットなどとのペアリングも良好。シンプルで何の変哲もないシャブリですが、フルーティーで飲みやすいので、ワインがはじめての人にもオススメしたい一本です。

・メナージュ・ア・トロワ ピノ・ノワール(赤)2013

「メナージュ・ア・トロワ」はカリフォルニア、ナパ・ヴァレーの「フォリ・ア・ドゥー」が造るサブプロジェクトワイン。このピノ・ノワールはチャーミングで透き通った果実味が素直に広がるいかにもカリフォルニアらしいイメージを持っています。やや濃い目のルビー色。ノーズは熟したチェリー、すみれの花、バニラ、若干のスモークが香ります。味は舌触りが滑らかで、上品な酸と程よいタンニン、豊かで熟したベリー類の果実味のしっかりとした核と、バランスの取れた酸味が印象的で、後味が良く力強い余韻が長く続きます。

・ディアンヌ ド ベルグラーブ(赤)2011

メドック5級、シャトー・ベルグラーヴのセカンドワイン。メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニヨン27%、プチ・ヴェルド3%の構成。ファーストワイン同様、樹齢の若い木から手摘みで収穫されたブドウから造られ、熟成期間は12ヶ月。新樽比率は45%。微妙な色合いのガーネット色。熟したブラックベリーと黒スグリのアロマ。樽香がとロースト香が心地良く、スムースな果実味とシルキーな独特のタンニンが、深みのある複雑な味わいを作り出す、魅力的な仕上がりとなっています。