2月の新着ワイン

2月の新着ワイン

2月の新着ワイン

写真右より

・ヴォーヌ・ロマネ(赤)2004

ブルゴーニュで最も高価な赤ワインを生産するニュイ・サン・ジョルジュ。その中で隠れた銘ドメーヌと呼ばれているジャン・ショーヴネの赤ワイン。除草剤を一切使わず、ブドウを有機栽培しており、ロバート・パーカー氏も「過小評価されている生産者。コート・ド・ニュイでも最高の小規模生産者の一人」と高く評価しています。このヴォーヌ・ロマネは、透明感のあるやや茶色がかった赤色をしていて、熟成感のあるエレガントな香りとたっぷりとした果実味、骨太で長熟なワインらしい飲みごたえを感じます。

・プティット・シレーヌ(赤)2010

格付け3級のシャトージスクールの醸造チームがボルドー中のワインを厳選して創り出したがこのプティット・シレーヌ。メルロー60%、カベルネ・ソーヴィニョン40%をブレンドしており、ブラック・チェリーやハーブのアロマに加え、味わいは、果実味が強めですが、アタックは滑らかでナチュラルでややドライな甘味。また、ほのかな杉や土のニュアンスが奥行きを演出していて、ジスクールの直系らしい「現在性と古典的正統」をバランスよくまとめた味わいが特徴です。

・レ・ペルラン・ド・ラフォン・ロシェ(赤)2009

ボルドー、サン・テステフのシャトー「ラフォン・ロシェ」のセカンドラベルです。「ラフォン・ロシェ」はラフィット・ロートシルトやコス・デストゥルネルと隣接する素晴らしいロケーションにあり、一時スランプに陥りましたが現在は復活を遂げ、個性的で優秀なワインを生産しています。色は濃いルビー色。ブラックチェリー、カシスの甘い香りとほのかな樽香のタッチ。みずみずしい果実味とともにしっかりタンニンが感じられますが、味わいは調和し「落ち着きと華やかさ」が楽しめます。