7月の新着ワイン

7月のワイン

7月のワイン

写真右より
・シャトー・ド・カラギズ シャトー・リオネル・フェーヴル コルビエール ルージュ(赤)1999

リオネル・フェーヴル氏は、南仏における無農薬栽培のパイオニアのひとり。完璧なビオロジー栽培の体系を完成させ、1992年に「エコセール」の認証を取得しました。現在では「エコセール」の認証を受けたAOCコルビエールの最大所有者であるとともに、「ギド・アシェット」 3つ星、「クー・ド・クール」や、「ラングドック地方ベスト・オーガニック赤ワイン」に選ばれるなど、南仏を代表するシャトーのひとつです。タンニンと熟した果実の見事なバランスの風味は、伝統的な料理とよく調和します。

・マコン・ヴィラージュ・ブラン(白)2014 金賞

ブルゴーニュ地方の白ワインの生産地「マコン」のワインは、軽くて辛口。毎日飲めるリーズナブルで、皆に喜ばれるワインとして知られていますが、その中で通常のマコンよりもワンランク上質なワインを生産する「特定の村々のワイン」のことを「マコン・ヴィラージュ」と呼んでいます。その中より2014年の「マコン・ヴィラージュ」で見事「パリ農業コンクール金賞」を受賞したものをチョイスしました。ここはオーク樽仕込みをしない数少ない協同組合で、シャルドネの純粋なリンゴとメロンの風味が際立っています。

・シガリュス ルージュ(赤)2012

10年以上ビオディナミ農法を実践し、2010年にデメター認定を受けた土地で生産されたワインです。カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー、シラー、グルナッシュ、カリニャン、カラドックの7種類をブレンドしたユニークさが特長で、深みのある濃い色、豊かに熟し複雑に融和するノーズは、トースト、オーク、ブラックカラント、ブラックペッパー、プラムの含みとミントの香り。滑らかでしなやか、ジューシーで熟した果実味のしっかりとした核を持ち、余韻の長いアルコール度高めの後味は、がっしりとしたタンニンによって支えられています。