2月の新着ワイン

2月の新着ワイン

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写真右より

・ シャトー・オー・ペイルギュ (赤) 2014

シャトー・オー・ペイルギュは、ボルドーワインのAOCのひとつ、アントル・ドゥー・メール地区に位置するワイナリー。二つの川に挟まれた三角地帯で作られ、メルロ60%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%、カベルネ・フラン20%をブレンド。柔らかな香りとメルローの華やかな果実味と香ばしいタンニンが絡み合って広がりを見せる、しっかりした飲みごたえのあるボルドーワインです。ミディアムボディ。余韻は短かめで、肉料理を中心にさまざまなメニューにお食事に合わせやすいバランスの良さも特徴です。ジルベール&ガイヤールガイドブック2015とパリ農業コンクール2016にて金賞の2冠受賞。

・リューデスハイマー・ベルク・シュロスベルク・シュペートブルグンダー(赤) 2002

ラインガウの偉大なピノ・ノワール造り手であるアウグスト・ケスラーのワイン。「シュペートブルグンダー」とは「遅く」熟す「ブルゴーニュもの」=ピノ・ノワールのことをいいます。ラインガウで最も急勾配のブドウ畑から収穫されたピノ・ノワールのワインは、バランスがよく、フルーティーでミネラル感があり、上品でスパイシーで、フェミニンで深みがあります。濃いルビー色、縁は紫色。エレガントで強い芳香のノーズは、オークの香りで包まれた魅力的なベリー類の含みを持ち、オーク、アーモンド、スパイスの繊細な香り。その背後からバニラとラズベリーの含みが伴います。ミディアムボディ。びっくりするほど柔らかくしなやかで、アロマは口蓋で反映され、余韻の長い後味でエコーして、さらにチェリーの含みを持ちます。

・パスカル・シータ ブルゴーニュ ピノ・ノワール(赤) 2014

飲みやすく、さまざまな料理に合うミディアムボディのワインです。ピノ・ノワールなので、色はルビー、豊かな香りとエレガントな果実味があり、軽やかで、きれいな酸味とミネラル感が混じり合った上品さがあります。後味も爽やかなので、牛豚の赤身はもちろん、鴨肉やシカとの相性もよく、ほとんどの魚料理に合います。料理を引き立てるので、たくさん飲んでも飲み飽きることはないでしょう。コストパフォーマンスに優れた一本といえます。

1月の新着ワイン

1月の新着ワイン

1月の新着ワイン

写真右より

・ シャトー・フルカ・オスタン (赤) 2005

近年エルメスグループが買収し、めざましい品質向上を果たしている注目シャトーのグレート・ビンテージ・ワイン。このシャトー・フルカ・オスタン 2005は、ニール・ベケット(世界的に有名なワイン評論誌『The World of Fine Wine』の編集者)の「死ぬまでに飲むべき1001ワイン」(高級なワインがほとんど)の中でも紹介されており、ロバート・パーカー氏も「2005年は並外れたヴィンテージで、過去28年間試飲したヴィンテージとは全く違っている」と評価。ワイナート誌では「アルコールが高く、酸が低く、タンニンはまろやかでいて豊富」と紹介されています。

・ オスピス ド ボーヌ ポマール キュヴェ・レイモン・シュロ(赤) 1997

オスピス・ド・ボーヌは、もともとブルゴーニュの中心都市ボーヌにあった慈善病院のこと。1859年から続くワインのチャリティーオークションで知られ、落札価格はその年のブルゴーニュワイン全体の取引価格に大きな影響を与えるといわれています。1997年は1樽あたりの平均落札価格が前年比46%増と暴騰した年にあたり、ポマールワイン愛好家にオススメしたい一本となっています。ポマールは熟成まで10年から15年以上はかかるといわれているので、いま十分花の開いた状態と言えるでしょう。しなやかでシルキーな舌触りと熟成により濃厚となったベリー系の果実味がこのワインの持つ気品を伝えてくれます。

・ シャトー・クラーズ(赤) 2002

1974年にフロンサックに設立された小さな家族経営のシャトー。オーナーのペル・エインセ氏はカベルネ・フランにこだわり、伝統的な醸造を実践しています。このビンテージは、51%カベルネ・フラン、49%メルローで、10年以上の熟成を感じさせるオレンジを帯びた濃いガーネット色と強めの粘性。バニラや黒スグリ、トーストなどの複雑なアロマと丸みを帯びた味わい持ち、豊かなタンニンは、良質なカベルネ・フランの酸味に溶け込んで見事に調和しており、エレガントで繊細なストラクチャーを感じさせてくれます。赤身のお肉、ラム肉などとよく合います。