6月の新着ワイン

6月の新着ワイン

6月の新着ワイン

写真右より

・ラ・シャブリジェンヌ シャブリ・プルミエ・クリュ ヴァイヨン(白)2013

ラ・シャブリジェンヌは、ブルゴーニュ辛口白ワイン「シャブリ」を全体の1/4も生産する生産者協同組合。「ミネラル感とテロワールの表現を大切にする」ことをポリシーとし、非常にピュアで果実味にあふれ、しっかりとした香りと程よいシャープさ、旨味とミネラル感がバランスを保った味わいをスタイルとしています。ミシュラン3つ星として名高い「ピエール・ガニェール」や「ランブロワジー」「ピック」など、数々の有名レストランからも支持されています。中でもこの「プルミエ・クリュ ヴァイヨン」は、フローラルなアロマと上品で柔らかい味わいが特徴で、調和のとれた正統派シャブリといえます。

・シガリュス ルージュ(赤)2012

シガリュス ルージュは、オーガニック農法実践リーダーであるジェラール・ベルトランのワイン。カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー、シラー、グルナッシュ、カリニャン、カラドックの7種類の葡萄品種を使用したユニークなブレンドの赤ワインで、力強く濃いルビー色、黒色の果実の濃縮した芳香は複雑に融和し、複雑なトースト、オークをともなってミントの風味へと導いていきます。風味は滑らかでしなやか。みずみずしく贅沢な果実味のしっかりとした核を持ち、長い後味の完璧なバランスの余韻が残ります。ローストした赤身肉、鶏、熟成されたチーズとよく合います。

・シャトー・レ・オー・コンセイヤン(赤)1985

30年以上の時を経たワインです。シャトー・レ・オー・コンセイヤンは、アルコール感があり活力みなぎるアロマとナチュラルでなめらかな舌触りに加えて、深みと複雑さがあり、女性的でうっとりとする魅力を備えたワインと言われ、ロバート・パーカーは「豊満でとろりとしている」と評しています。このワインは長い時間を経ると良いものになり、1980年代や1970年代のビンテージもいま最高の状態にあると言われています。羊、仔牛、鶏やデリケートな猟鳥獣の肉とよく合います。ちなみに理想的な状態で保管されると、高い湿度によってラベルにシワやシミができ、また熟成が進むと液面が下がってきます。

5月の新着ワイン

5月の新着ワイン

5月の新着ワイン

写真右より

・カンティーナ ロンバルディーニ / ランブルスコ レッジャーノ セッコ “イルカンパノーネ”(赤)

ロンバルディーニは1925年創業以来、スパークリングワイン専門に醸造を行ってきたワイナリーで、「ランブルスコ」という品種の甘く安価な赤というイメージを覆す、辛口のシュワーっと自然発泡の軽く弾けるスパークリングが得意。色は濃く深い赤で、レッドカラントとブラックカラントの香りはやや控えめ。口当たりはよく、軽やかな炭酸と果実のアロマ、タンニンがほど良く混じり合って、驚くほど日本人の味覚にマッチします。生ハム、サラミ類、モルタデッラ(ボローニャ地方の大型ソーセージ)やザンポーネ(豚足に豚の肩、もも、頬肉、皮をスパイスと一緒に詰めたモデナ周辺の特産品)との相性は抜群。

・ラ・ディヴァット ミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ・シュール・リー(白)2015

「ミュスカデ」は他の地域にはないブドウ品種で、独特の製法によって酸味や旨みを感じる辛口のすっきりとした白ワインになります。「セーブル・エ・メーヌ」とは、フランス・ロワール地方のセーヴル川とメーヌ川周辺の23の村で作られるワインを指し、「シュール・リー」とは、通常行う発酵の途中で出る「澱」を取り除く作業をしない製法のこと。これにより「よりまろやか」で「ミネラル感を得れる」と言われています。緑がかった淡い黄色で、力強い花の芳香はスパイスとワインの含みがあります。豊かで爽快、バランスのとれた風味は、春から夏にかけて魚介料理と楽しむのにピッタリです。

・ジョルジュ・ラーヴ ピノ・ノワール(赤)2015

ブルゴーニュのワイナリー「ジョルジュ・ラーヴ」のピノ・ノワール。ピノ・ノワールはブルゴーニュ原産で、ブルゴーニュワインといえば赤ワインは「ピノ・ノワール」と言われ、高級赤ワインはほぼピノ・ノワールが占めています。そんなブルゴーニュのピノ・ノワールを手軽に楽しめるのがこの一本です。ピノ・ノワールは和牛や仔牛の肉、鹿などさまざまな赤身肉の料理によく合います。きれいな淡い赤色、ベリーや花の香り。渋みが少なくスッキリした酸味は繊細で、ブルゴーニュのピノ・ノワールらしい上品さにあふれています。