12月の新着ワイン


右より
レ・オー・ド・スミス (赤) 2011
・トソ スパークリング ブリュット(白)
・ディアンヌ ド ベルグラーブ(赤)2011


・レ・オー・ド・スミス (赤) 2011

グラーヴの格付けシャトー、スミス・オー・ラフィットのセカンド・ワイン。色は密度の濃い鮮やかなルビーレッド。ノーズはチェリーや苺、ラズベリーを想わせるフレッシュな赤果実のアロマに、バニラやスパイスのニュアンスが入り混じった含みを持っています。官能的で柔らかな口当たり、調和した酸味は、飲みやすいですが、同時に溶け込んだシルキーなタンニンによる力強さも併せ持っています。フレッシュな果実味とスモーキーなニュアンスの複雑な余韻が長く続きます。

・トソ スパークリング ブリュット(白)

アルゼンチン、メンドーサ地方マイプ地区のスパークリングワイン。品種はシャルドネ100%。少し緑色がかった、輝く淡いレモン色をしていて、泡が一貫して出てきます。繊細で融和した香りは、ほのかにトースティーでイーストがかり、柑橘類のニュアンスが伴っています。飲み口はフレッシュでクリーン、美しくまろやかで、繊細な果実、優しい酸味、魅力的でヴェルヴェットのような舌触りがします。アロマは風味に反映されて、柔らかい後味となってエコーする、調和の取れた飲みやすいスパークリングワインです。

・ディアンヌ ド ベルグラーブ(赤)2011

メドック5級、シャトー・ベルグラーヴのセカンドワイン。メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニヨン27%、プチ・ヴェルド3%の構成。ファーストワイン同様、樹齢の若い木から手摘みで収穫されたブドウから造られ、熟成期間は12ヶ月。新樽比率は45%。微妙な色合いのガーネット色。熟したブラックベリーと黒スグリのアロマ。樽香がとロースト香が心地良く、スムースな果実味とシルキーな独特のタンニンが、深みのある複雑な味わいを作り出す、魅力的な仕上がりとなっています。