4月の新着ワイン

写真右より
・シャトー・ラ・ジャルグ(白)2017
・アンスタン・ベコ(赤)2015
・ブルゴーニュ ピノ ノワール(赤) 2017 カーヴ・ド・リュニー

シャトー・ラ・ジャルグ(白)2017

シャトー・ラ・ジャルグは、2007年のボルドー・アキテーヌ・ワイン・コンクールで赤も白も金賞を受賞した事のある実力派シャトー。古くは、キリスト教の教会が所有でしたが、後に教会とシャトーの運営が切り離され独立しました。今ではフランスの名門評価誌ギド・アシェットにも掲載されるなど、コストパフォーマンスの高いワインを造るシャトーとして高く評価されています。このワインの品種はソーヴィニヨン ブラン60%、セミヨン40%。クリアで美しく輝きのある外観、花の香りやフルーティーな香りが印象的。心地よく爽やかな果実味のフレッシュな味わいが特徴の飲みやすい辛口白ワインです。

アンスタン・ベコ(赤)2015

アンスタン・ベコは、ボルドー地区、サン・テミリヨンでプルミエ・グラン・クリュ・クラッセに格付けされている、シャトー・ボー・セジュール・ベコのセカンドラベル。2014年が初のヴィンテージで、熟した黒い果実のフレッシュな香り、しなやかなタンニンなど新鮮な魅力に溢れた味わいが人気でした。力強く快活な深みのあるルビーと紫色。ブラックチェリー、フレッシュなブラックカラントのアロマが香る甘いノーズが立ち上り、リコリスの含み。アタックは美しいバランスで、ブラックベリー、ストロベリーの風味のあと、濃厚な程良い長さの余韻が残ります。肉のグリルやテリーヌ、鴨のコンフィ、熟成したコンテチーズとよく合います。

ブルゴーニュ ピノ ノワール(赤)2017 カーヴ・ド・リュニー

ピノ・ノワール100%のブルゴーニュ、ミディアムボディの辛口が好みの方におすすめのワインです。カーヴ・ド・リュニーはマコン地区の30%を占める生産量を誇る指折りの生産協同組合。コストパフォーマンスが高く、アメリカとイギリスでは30年以上に渡って絶大な人気を誇っています。平均樹齢30年以上の日当たりの良い斜面のピノ・ノワールから造られたこのワインは、淡いルビー色。赤い果実と黒い果実のアロマがふんわりと漂い、スパイスのニュアンスも。やさしくふくらみのある果実味に加え、ピノ・ノワールらしい繊細で上品な味わいが感じられます。パリ農業コンクールゴールドメダル(金賞)受賞しています。

3月の新着ワイン

写真右より
・ドラゴン・グラン・レゼルバ(赤)2008
・シャトー・シャンタルロッテ・ポムロール (赤)2006
・ポン・デ・ザール コート ド ニュイ ヴィラージュ(赤)2010

・ドラゴン・グラン・レセルバ(赤)2008

1877年にスペイン・リオハに設立され、5,600ヘクタールもの自社畑を持つ大きなワイン醸造所ボデガス・ベルベラーナ。ここのステンレスタンクでアルコール発酵し、アメリカンオークの3年樽とフレンチオークの2年樽であわせて4年熟成されたのがこのワイン。輝きのある明るいチェリーレッド。樽熟成によるアーモンドやチョコレート、バニラ、コーヒーのアロマ。口に含むと非常にバランスが良く、甘く丸みのあるタンニンが感じられます。複雑さのある長い余韻があり、シチューや熟成したチーズ、ジビエ、ローストした肉料理によく合います。

・シャトー・シャンタルロッテ・ポムロール (赤)2006

ボルドー、ポムロールで最大級の畑を持つシャトー・ド・サルのセカンドワイン。品種はメルロ、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨで、花やベリーの華やかなアロマを持ち、がっしりしたフルボディというよりは、誰にでも好かれるまろやかで穏やか、みずみずしくシルキーなスタイルが特徴。熟した豊かな果実味、心地良いストラクチャーと優しい口当たり。早熟でありながら同時に10年から12年熟成ができるポテンシャルも持ち合わせた、まさに万能なワイン。ビーフシチュー、ワイン煮などとよく合います。

・ポン・デ・ザール コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ (赤) 2010

有名なシャトーマルゴーのポンタリエ氏が厳選する6種類のワインと、東洋と西洋の美意識が融合した独自の“叙情的抽象”の世界で名高い、ザオ・ウーキー氏の作品をコラボレーションしたもの。通常はパリの老舗デパート「ギャラリー・ラファイエット」やボルドーの「ランタンダン」などでしか入手できないレアなワインです。その6本のアソートから選んだコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ 2010は、適度にスパイシーで赤系果実の香り高いブーケがあり、味わいは力強く複雑でエレガント。牛肉、タジン料理、鴨のオレンジソースとよく合います。