9月の新着ワイン

右より
シャトー・オー・メテ キュヴェ・プレスティージュ(赤)2017
シャトー・オー・モンプレジール・プレスティージュ・カオール(赤)2015
エスペランサ アイレン NV ボデガス・ユンテロ(白)

シャトー・オー・メテ キュヴェ・プレスティージュ(赤)2017

マコンワインコンクール金賞、ジルベール&ガイヤール金賞、エル・ア・ターブル金賞を受賞したボールドーワイン。美しいルビーのような赤く濃い色合い、しっかりしたカシスなどのフルーツとスパイスの香り。味わいはボルドーらしい程良い渋みでバランスがとれており、ミディアムボディで飲みごたえも十分。完熟したベリーの滑らかで凝縮した味わいが後味まで広がります。品種はメルロー85%、カベルネソーヴィニヨン10%、カベルネフラン10%。 グリルやステーキ、ビーフシチュー、ハンバーグにもよく合います。

シャトー・オー・モンプレジール・プレスティージュ・カオール(赤)2015

フランス南西地方「カオール」は重厚で個性的なワインの産地ですが、このカオールで黒ワインと呼ばれるほど色調の濃いマルベックで造ったのがこのワイン。「マルベックの天才」と言われるパスカル・フェラージュ氏を迎え入れ、その滑らかさでカオールのイメージを一新したと言われています。紫がかった深いルビー色。 黒果実やオークの香り。 完熟したレッドチェリーやベリーの酸味にスパイスやハーブ、オークが加わる複雑なニュアンス。 果実の酸味と厚みのあるタンニンのテクスチャーが素晴らしく、注目の一本といえます。

エスペランサ アイレン ボデガス・ユンテロ(白)NV

スペインのブドウ栽培量の30%を占める白ブドウ品種「アイレン」のみを使った、収穫年が表示されていないノン・ヴィンテージ(NV)の白ワインです。NVとはその年のブドウで造ったワインに複数年のワインを調合したものをいいます。レモンなどの柑橘系のアロマに青りんご、パイナップルといったさわやかなフルーツのアロマが加わり、味わいはキリッとした辛口の軽快さが特徴となっています。パエリヤなどの魚介料理、ニンニクやスパイスを使った料理などにライトに合わせて楽しめるカジュアルなタイプの白ワインです。

8月の新着ワイン

右より
トソ・エステート シャルドネ(白)2020
シャトー・モンペラ・ルージュ(赤)2018
レ・テイセロン オー・メドック(赤)2017

トソ・エステート シャルドネ(白)2020

アルゼンチン、メンドーサ地方パスカル・トソによる秀逸な辛口シャルドネ100%のワイン。このエステートは100年以上の歴史があり、アルゼンチンでは傑出した存在。熟したライムとピーチのアロマとハーブの香り。フレッシュでキレのある明るい酸味とトースト感があり、すっきりとしたわずかな苦味が後味となって続きます。シャルドネらしい飲みやすさ、フルーティーなフレーバー、オークの含みがこのワインの甘美な特徴となっています。シーフードや繊細な味わいのソースの鶏肉料理、リゾット、和食とよく合います。

シャトー・モンペラ・ルージュ(赤)2018

シャトー・モンペラは、週刊モーニング連載の人気ワイン漫画『神の雫』で取り上げられたことで注目を集めたシャトー。1998年に天才醸造家ミッシェル・ロラン氏を招聘し、以後世界各地のコンテストにおいて続々受賞。この2018年はグレートヴィンテージと評価されています。ロースト香との黒果実や花の香りが混じり合うリッチなノーズ。力強く豊かな果実味としっかりとしたタンニンのバランスは絶妙で、心地よい後味が楽しめます。味の濃いデミグラスソースを使った肉料理、旨味たっぷりのステーキがおすすめです。

レ・テイセロン オー・メドック(赤)2017

ボルドー、ジロンド河左岸、オー・メドック地区には、多くの名門格付けシャトーがあり、レ・テイセロンはその中心に位置するシャトー。この地区はカベルネ・ソーヴィニヨンが主体。5~10年熟成させ、しっかりしたタンニンが特徴です。濃厚なルビー色。土、なめし皮、黒コショーの香りに、チェリーやクランベリーを思わせる赤果実の風味とブラック・オリーブのニュアンスが加わり、複雑な味わいが楽しめます。抜栓後時間が経つとアロマが強くなります。ジルベール&ガイヤール2020金賞受賞。おすすめの本格ボルドーです。