11月の新着ワイン

右より
シャトラン・ギャビン コート・ド・ローヌ ブラン(白)2020
シャトー・オルム・ド・ペズ(赤)2013
ナチュラルマ・ボルドー・レッド(赤)2019

シャトラン・ギャビン コート・ド・ローヌ ブラン(白)2020

コート・デュ・ローヌのワインはブレンドによるバランスのとれた味わいが特徴。このシャトラン・ギャビンもグルナッシュ、マルサンヌ、ルーサンヌが絶妙にブレンドされており、甘く芳醇なアロマやスパイス風味、穏やかな酸味とタンニン、芳醇な果実味が楽しめます。美しい黄桃色、白い花の華やかなアロマに優しい酸味とバランスの取れたまろやかな味わい、そしてエレガントな後味が軽やかに続く、まさにエレガントなオーガニックワインと言えます。エビのフリットや白身魚のカルパッチョ、鶏肉のソテーなどとよく合います。

シャトー・オルム・ド・ペズ(赤)2013

シャトー・オルム・ド・ペズはボルドー・メドックのクリュ・ブルジョワ級ワイン。名門ランシュ・バージュ所有となった後、一気に評価が上がった注目のシャトーです。2013年は密度が高く、果実の凝縮感やいきいきとしたフレッシュな酸が特徴。濃い紫色。カシスやプラム、シナモンや黒胡椒などスパイシーな香りも伴った複雑なニュアンス。アタックは強めで丸みを帯びたベリーの果実味、ドライなタンニン、スッキリした酸味が軽やかな余韻として長く続きます。牛肉、仔牛、豚肉、鴨肉やジビエ、ローストチキンなどとよく合います。

ナチュラルマ・ボルドー・レッド(赤)2019

ナチュラルマは、エコサートによるオーガニック認証を受けており、農薬や化学肥料を使わず、植物性殺虫剤、銅、硫黄など天然由来のものだけを使用した畑で栽培したぶどうで作っているそうです。美しいガーネット色、ハーブや甘草などの複雑な香り。赤果実の凝縮した果実味とスパイス風味、そして熟成による丸みを帯びたタンニンの滑らかでベルベットのようなボディ。オーガニックでありながらもボルドーらしい特徴を持ったワインに仕上がっています。鶏もも肉やラムチョップの香草焼き、鹿ロース肉のローストやシチューなどとよく合います。

10月の新着ワイン

右より
ルイ・ベルナール・コート・デュ・ローヌ ブラン(白)2021
プレモン ランプラント・ド・サン・モン(赤)2009
シャトー・アネト(赤)2016

ルイ・ベルナール・コート・デュ・ローヌ ブラン(白)2021

フランス第2のAOCワイン産地コート・デュ・ローヌにおいて、グルナッシュを主なブドウとして選び、官能的で濃厚、しなやかで芳醇なワインを造りつづけるメーカー、ルイ・ベルナールが生み出した南フランスらしい爽やかな味わいの辛口白ワインです。淡いゴールド色。 花の香りとリンゴや桃のフルーティーな香り。口に含むと程よいミディアムボディ感とフレッシュな味わいが広がります。魚介のオリーブオイル焼きや煮込み、鶏のフリッター、山羊のチーズなどともよく合います。

プレモン ランプラント・ド・サン・モン(赤)2009

フランス南西部のピレネー地区に位置するサン・モン村にて豊富なタンニンと力強い味わいが特徴の土着品種、タナ種を主体として作られた赤ワインです。濃いガーネット色。黒系ベリーとダークチョコレートの上品な香り。濃厚で力強いタンニン、完熟プラムのような濃厚な果実味、12ヶ月間の樽熟成によるオーク樽の風味が見事に調和して、10年以上の熟成による複雑で奥深い味わいが楽しめます。牛肉のタリアータ・トリュフオイル添え、マトンのタジン、ポークシチューのベーコンビッツ入りクリーム添えなど、牛・羊・豚肉料理とよく合います。

シャトー・アネト(赤)2016

ボルドー・ペサックレオニャンのAOPワイン。ペサックレオニャンはボルドーの南部に位置する歴史ある地。メドックより暖かい気候のため柔らかなワインが生まれると言われています。プラムと上質な皮やタバコの香り。その背景には控えめなオークの香り。品種はメルロー56%、カベルネ・ソーヴィニヨン26%、カベルネ・フラン18%で、味わいは芳醇な黒果実味と、まだ若々しいが丸みを帯びたタンニン、そしてスパイシーな風味を伴ない余韻へと続きます。 ミディアムからフルボディ。赤身肉のグリルや鶏肉料理、ハード系チーズとよく合います。

9月の新着ワイン

右より
ドメーヌ・ドルーアン・ヴォードン シャブリ(白)2021
ドメーヌ・ド・サン・ギロン (赤)2015
チスパス・アパッショナンテ(赤)2022

ドメーヌ・ドルーアン・ヴォードン シャブリ(白)2021

メゾン・ジョゼフ・ドルーアンは1880年にブルゴーニュワインの中心地ボーヌに創立されたワイナリー。130年以上も家族経営を続け、エレガントでアロマティックな有機栽培のワインを作ることで知られています。縁がグリーンぽい黄色。すっきりとしたミントやレモングラスの香りに青リンゴの香りが重なり、イキイキとした酸味とともにミネラルのクリーンなフィニッシュ、程よいボディ感が味わえる辛口シャブリとなっています。牡蠣などシーフードはもちろん、鶏の水炊きや豚肉のしゃぶしゃぶなどさっぱりした肉料理ともよく合います。

ドメーヌ・ド・サン・ギロン (赤)2015

ドメーヌ・ド・サン・ギロンは、ボルドーのワイン通から長く愛されているメドック格付け5級、ポイヤックらしい豊かで力強い味わいが魅力のシャトー ・グラン・ピュイ・ラコストのサードラベル。紫がかった濃いガーネット色。ブラックベリーやカシスなどの黒系果実、さらにシナモンやシガーボックスなどスパイス系も加わって華やかです。味わいは滑らかながらもフルボディ。豊かな果実味、強めの酸味にしっかりしたタンニンが加わり、余韻として続いていきます。牛肉のグリルはもちろん、子羊やジビエ、鶏肉料理ともよく合います。

チスパス・アパッショナンテ(赤)2022

あらゆる価格帯のスペインワインをあらゆる流通チャネルへ乗せることに情熱を傾ける、英国人ウィリアム・ロング氏が設立したロングワイン社のD.O.カリニェナ産赤ワイン。青みがかった濃いルビーレッド。森の果実や熟したイチゴ、花の香り。自然な甘さのベリーとさわやかな酸味がバランスよく調和。濃厚でフルーティーなスタイルの赤ワインに仕上がっています。品種はテンプラニーリョ80%とガルナッチャ20%。牛肉や鶏肉などのグリル、パスタなどによく合います。ベルリン・ワイン・トロフィー2024にて金賞を受賞。

8月の新着ワイン

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ポワロン・ダバン ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー ヴィエイユ・ヴィーニュ(白)2021
シャトー・モン・ペラ(赤)2019
ニュイトン・ボノワ ブルゴーニュ ピノ・ノワール(赤)2017

ポワロン・ダバン ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー ヴィエイユ・ヴィーニュ(白)2021

1962年ジャン・ポワロンと妻のテレーズ・ダバンによって創立されたドメーヌ。現在は息子たちによって引継がれ、減農薬を基本とした自然農法によるぶどう栽培を行い、ワインの醸造、ボトル詰めまで全ての工程を管理するヴィニュロン・アンディパンダンとして知られています。柑橘系の果実や桃の香り、程よい酸味と苦味が調和して広がり、ミネラル感も伴ってスッキリとした味わいを楽しめます。ミュスカデはシーフードとの相性が良く、白身魚のグリルや牡蠣やホタテのカルパッチョ、アヒージョともよく合います。

シャトー・モン・ペラ(赤)2019

シャトー・モンペラは「オーパス・ワンに肩を並べる」と『神の雫』にて称賛されたことで注目を集めたシャトー。先代ジャン・ルイ・デスパーニュ氏が米大陸をヒッチハイクで旅していたとき、オーパス・ワン生みの親ロバート・モンダヴィ氏と出会い、カルフォルニアのワイン造りをボルドーに持ち帰り、テロワールと融合させた言われています。フレッシュなチェリーやスミレの香り。完熟した黒系果実のアロマと滑らかで凝縮感のあるタンニンのバランスが絶妙で、心地よい後味が楽しめます。ビーフシチューや旨味たっぷりのステーキとよく合います。

ニュイトン・ボノワ ブルゴーニュ ピノ・ノワール(赤)2017

ニュイトン・ボノワは1961年に設立され、ブルゴーニュ南部コート・ドール地方のオート・コート・ド・ボーヌとオート・コート・ド・ニュイのアペラシオンの生産者の間で発展してきた協同組合です。この地域はピノ・ノワールの生育に最適で、古典的な色合いのブルゴーニュを生み出しています。やや淡いルビー色。フランボワーズと赤系と黒系ベリーの明るい香り。甘みを控えた果実味と適度な酸味、軽めのタンニンで中程度のボリューム感でピュアでエレガントな印象です。牛肉や鶏肉のグリル、仔牛の煮込み、鹿肉などのジビエとよく合います。

7月の新着ワイン

右より
レ・ジャメル・シャルドネ(白)2020
ドメーヌ・ド・サン・ギロン (赤)2015
シャトー・アネト(赤)2016

レ・ジャメル・シャルドネ(白)2020

フランス南部ラングドック・ルーション、バデ・クレモン社の白ワイン。この地方はカジュアルなワインの生産地として知られていますが、実はコストパフォーマンスが非常に高く、多くの愛好家に注目されています。ゴージャスで透明感のある黄金色。アプリコットや洋ナシの甘い柑橘類の香り、ヘーゼルナッツと白い花の香り、さらにほのかなバターのニュアンスも。心地よいミネラル感が口に広がり、複雑でありながら偏りのない、バランスの取れた味わいと、長い余韻が楽しめます。サーモンのグリル、クリームソースの料理とよく合います。

ドメーヌ・ド・サン・ギロン (赤)2015

ドメーヌ・ド・サン・ギロンは、ボルドーのワイン通から長く愛されているメドック格付け5級、ポイヤックらしい豊かで力強い味わいが魅力のシャトー ・グラン・ピュイ・ラコストのサードラベル。紫がかった濃いガーネット色。ブラックベリーやカシスなどの黒系果実、さらにシナモンやシガーボックスなどスパイス系も加わって華やかです。味わいは滑らかながらもフルボディ。豊かな果実味、強めの酸味にしっかりしたタンニンが加わり、余韻として続いていきます。牛肉のグリルはもちろん、子羊やジビエ、鶏肉料理ともよく合います。

シャトー・アネト(赤)2016

ボルドー・ペサックレオニャンのAOPワイン。ペサックレオニャンはボルドーの南部に位置する歴史ある地。メドックより暖かい気候のため柔らかなワインが生まれると言われています。プラムと上質な皮やタバコの香り。その背景には控えめなオークの香り。品種はメルロー56%、カベルネ・ソーヴィニヨン26%、カベルネ・フラン18%で、味わいは芳醇な黒果実味と、まだ若々しいが丸みを帯びたタンニン、そしてスパイシーな風味を伴ない余韻へと続きます。 ミディアムからフルボディ。赤身肉のグリルや鶏肉料理、ハード系チーズとよく合います。

6月の新着ワイン

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ドメーヌ・サンマルチン・ミュスカデ・セーヴルエ・メーヌ・シュール・リー(白)2020
タラパカ・グラン・レゼルバ・ カベルネ・ソーヴィニヨン (赤)2022
リヴァレイ・クリアンサ(赤)2018

ドメーヌ・サンマルチン・ミュスカデ・セーヴルエ・メーヌ・シュール・リー(白)2020

1948年設立、ミュスカデのスペシャリストとして知られるドメーヌ・ヴィネのリュットレゾネ(減農薬農法)ワインです。輝く黄金色。すっきり爽快で華やかな柑橘系果実の香り。フレッシュで生き生きした酸が口内にはじけ、繊細で滑らかなミネラル感が最初から余韻まで心地よく続きます。全体的にドライな仕上がりでバランスもよく「海のワイン」という名にふさわしい質の高さと味わいです。アペリティフとして、あるいは前菜、シーフードマリネやレモンを絞った白身魚、また味に特徴のある魚介類と合わせても楽しめます。

タラパカ・グラン・レゼルバ・ カベルネ・ソーヴィニヨン (赤)2022

1874年にチリ・マイポヴァレーに設立されて以来、伝統を受け継ぎながら現代的でエレガントな高品質なワインを造り続けるチリを代表するワイナリー、ビニャ・タラパカのワインです。深みのある、濃いルビー色。黒胡椒、クローブ、ローリエなどマイポ特有のスパイスを含んだフルーティーで凝縮したノーズ。黒果実やレッドチェリーの香りも。ジューシーでミディアムボディの味わいにまろやかで熟したタンニンが加わり、心地よいエレガントなフィニッシュが長く続きます。赤身肉やチーズ、マッシュルームのリゾットなどによく合います。

リヴァレイ・クリアンサ(赤)2018

スペイン内乱中にボルドーへ移住、シャトー・カマンサックとシャトー・ラローズ・トラントードンで名声を得たエンリケ・フォルネが1970年リオハに設立したマルケス・デ・カセレスのワイン。伝統的なリオハの特徴にボルドーのエッセンスを加え、モダンなリオハ・スタイルを確立したと言われています。豊富な赤い果実の香りとバニラ香。ラズベリー、イチゴ、チェリーのピュアな果実味のバランスが良く、シルキーで滑らかな飲みやすいワインです。地中海料理やソテーした魚、牛肉、野菜、豆類、チーズにもよく合います。

5月の新着ワイン

右より
コンコルド・ブリュット・ハーフ スパークリング
シャトー・ピュイグロー(赤)2016
シャトー・オルム・ド・ペズ(赤)2013

コンコルド・ブリュット・ハーフ スパークリング ブラン・ド・ブラン

ロワールの老舗が生み出した、ブラン・ド・ブラン(白の白)=白ブドウのみで造られた上質な375mlハーフ・スパークリング。ちなみにブラン・ド・ノワール(黒の白)=黒ブドウのみで造られるスパークリングもあります。淡いライトイエロー。きれいな泡が立ち上るとリンゴやシトラスの繊細な果実が香り、グレープフルーツや青リンゴの果実味とミネラルやハーブが弾け、キレのある辛口の味わい。後味は程よい酸味とほろ苦さ、わずかな甘みも感じるバランスの良い仕上がりです。生牡蠣、鶏肉、白身の魚、スモークサーモンなどによく合います。

シャトー・ピュイグロー(赤)2016

「ル・パン」を産み出したティエポン家がコート・ド・フラン地区に所有する人気のワイン。ファースト・ヴィンテージより評論家に絶賛され、特のこの2016年ヴィンテージは過去最高と評されています。濃い深いルビー色。カシスなど赤果実の香りとスミレの香り、スモーキーなニュアンスも。複雑で密度の濃い凝縮感があり、一体化した果実味、酸味や渋味とアルコールのバランスが良く、厚みがありつつ柔らかさも感じる味わい。余韻も長く伸びやかで心地良く楽しめるワインです。 ステーキやハンバーグ、牛肉の煮込み等とよく合います。

シャトー・オルム・ド・ペズ(赤)2013

シャトー・オルム・ド・ペズはボルドー・メドックのクリュ・ブルジョワ級ワイン。名門ランシュ・バージュ所有となった後、一気に評価が上がった注目のシャトーです。2013年は密度が高く、果実の凝縮感やいきいきとしたフレッシュな酸が特徴。濃い紫色。カシスやプラム、シナモンや黒胡椒などスパイシーな香りも伴った複雑なニュアンス。アタックは強めで丸みを帯びたベリーの果実味、ドライなタンニン、スッキリした酸味が軽やかな余韻として長く続きます。牛肉、仔牛、豚肉、鴨肉やジビエ、ローストチキンなどとよく合います。

4月の新着ワイン

4月の新着ワイン
右より
シャトー・プピーユ(赤)2018
シャトー・ヴィニュロー(赤)2014
ジャン・マリー・ガルニエ シャルドネ “セレクション・デュ・ソムリエ” (白)2020

シャトー・プピーユ(赤)2018

シャトー・プピーユは「神の雫」に登場して注目を集めたプピーユのセカンドラベル。90年代中頃オーナーのフィリップ・カリーユ氏により、ボルドーの無名な産地「コート・ド・カスティヨン」から傑出したワインが生み出されるようになりました。暗く艶やかなルビーレッド。メルローの甘みのある香りと赤果実やタバコのアロマ。味わいは心地よい酸味と程よい凝縮感のバランスが絶妙で、気品のあるボルドースタイルを楽しめます。サーモンのグリルやフライのマヨネーズ添え、ビーフシチューなどデミグラスソース系ともよく合います。

シャトー・ヴィニュロー(赤)2014

シャトー・ヴィニュローはプロヴァンスにおける最も有名なワイン生産者で、ロゼが多いプロヴァンス地方において、赤ワインの名手として知られています。シャトー・ヴィニュローは、買ってすぐでも楽しめますが、ボトル詰めの後でも10年以上熟成して、良くなると言われています。深みのある濃い紫色。熟した黒い色の果実の魅惑的なノーズ。ミディアムボディでしなやか、熟した果実味のしっかりとした核は、溶け合ったタンニンに支えられ、長く続く余韻を心地よく楽しめます。 牛肉や羊肉、鴨肉のグリルなどによく合います。

ジャン・マリー・ガルニエ シャルドネ “セレクション・デュ・ソムリエ” (白)2020

ジャン・マリー・ガルニエでは、ブルゴーニュ産と南フランス産のぶどうをブレンドして、ブルゴーニュ産の繊細さ、エレガントさと、南フランス産のふくよかでコクのある果実味を併せ持った白ワインを作り続けています。緑がかったイエローゴールド色。桃やメロンの甘い香りにフレッシュなレモン香り、キレのある爽やかな酸味とシャルドネの甘い果実味の後、わずかな苦みを感じます。リッチな果実味を楽しめる飲みやすいワインです。シーフードや鶏肉のバターソテー、野菜のフリッターなどとよく合います。

3月の新着ワイン

右より
トソ・エステート シャルドネ(白)2022
シャトー・アネト(赤)2016
アール・ ドゥ・ ヴィーヴル ラングドック(赤)2017

トソ・エステート シャルドネ(白)2022

アルゼンチン、メンドーサ地方パスカル・トソによる秀逸な辛口シャルドネ100%のワイン。このエステートは100年以上の歴史があり、アルゼンチンでは傑出した存在。熟したライムとピーチのアロマとハーブの香り。フレッシュでキレのある明るい酸味とトースト感があり、すっきりとしたわずかな苦味が後味となって続きます。シャルドネらしい飲みやすさ、フルーティーなフレーバー、オークの含みがこのワインの甘美な特徴となっています。シーフードや繊細な味わいのソースの鶏肉料理、リゾット、和食とよく合います。

シャトー・アネト(赤)2016

ボルドー・ペサックレオニャンのAOPワイン。ペサックレオニャンはボルドーの南部に位置する歴史ある地。メドックより暖かい気候のため柔らかなワインが生まれると言われています。プラムと上質な皮やタバコの香り。その背景には控えめなオークの香り。品種はメルロー56%、カベルネ・ソーヴィニヨン26%、カベルネ・フラン18%で、味わいは芳醇な黒果実味と、まだ若々しいが丸みを帯びたタンニン、そしてスパイシーな風味を伴ない余韻へと続きます。 ミディアムからフルボディ。赤身肉のグリルや鶏肉料理、ハード系チーズとよく合います。

アール・ ドゥ・ ヴィーヴル ラングドック(赤)2017

南フランス原産のブドウ品種シラー、グルナッシュ、ムールヴェードルをブレンドした典型的な南フランスワイン。ボトルが陶器というのが珍しく、地中海の特有の好きな暮らし、好みの生き方(アール・ ドゥ・ ヴィーヴル)を表現するネーミング、デザインと相まって、とてもおしゃれで知的なセンスを感じます。濃いルビー色。複雑でエレガントなノーズは赤果実の含みを持ち、程よい酸味と良く組成された柔らかなタンニンとが美しく調和しています。ジャパン・ワイン・チャレンジ2023にてブロンズメダルを獲得。グリルしたお肉、地中海料理とよく合います。

2月の新着ワイン

右より
シャトレ・デ・コンテ(白)2020
シャトー・ラネッサン(赤) 2017
ドメーヌ・ド・サン・ギロン (赤)2015

シャトレ・デ・コンテ(白)2020

ジネステ社は1897年、後に「ボルドーワイン委員会」の基礎を築いた著名なネゴシアン、フェルナン・ジネステ氏によって設立され、1978年以降、グラン・クリュ・シャトーとの交流によりさらにワインの品質が向上したと言われています。淡く輝くような黄色。アカシアの花、シトラス、柑橘系の爽やかなアロマ。味わいは軽めでフルーティですが、すっきりした酸味と後味に残る程よい苦味が絶妙で、マリアージュ次第でかなり楽しめます。鶏肉のフリットに加え、白身魚のソテー、ブリのカルパッチョ、パエリヤなど魚介料理ともよく合います。

シャトー・ラネッサン(赤) 2017

シャトー・ラネッサンはロバート・パーカー氏お気に入りのシャトー。格付シャトーに匹敵するクオリティを備えていると高く評価しています。カシスやプラムの香りと土っぽいニュアンス、枯葉や森の下草、皮革など熟成を感じるニュアンス。 しっかりした酸味と濃縮感のある黒系果実味、滑らかなタンニンとが見事に調和しています。ローストビーフ、カスレ、ブリ・ド・モー(白カビチーズ)とよく合います。なお、これまでブテイエ家が8代にわたり所有していましたが、2022年よりオーストラリアの最大手トレジャリー・ワイン・エステーツが新たなオーナーとなっています。

ドメーヌ・ド・サン・ギロン (赤)2015

ドメーヌ・ド・サン・ギロンは、ボルドーのワイン通から長く愛されているメドック格付け5級、ポイヤックらしい豊かで力強い味わいが魅力のシャトー ・グラン・ピュイ・ラコストのサードラベル。紫がかった濃いガーネット色。ブラックベリーやカシスなどの黒系果実、さらにシナモンやシガーボックスなどスパイス系も加わって華やかです。味わいは滑らかながらもフルボディ。豊かな果実味、強めの酸味にしっかりしたタンニンが加わり、余韻として続いていきます。牛肉のグリルはもちろん、子羊やジビエ、鶏肉料理ともよく合います。