4月の新着ワイン

写真右より

・ ゴヴェルノ アルーソ・トスカーノ (赤) 2015

ゴヴェルノ法という、黒葡萄のサンジョヴェーゼ種を主原料にした赤ワインを発酵させ、その発酵が終了する直前に白葡萄のトレビアーノ種などを潰した果汁を加えて連続的に発酵させるイタリア赤ワインの代表的な醸造方法のワインです。これにより渋みによるコクと、酸味によるフレッシュさを増し、まろやかな味わいになると言われています。力強い個性を象徴する鮮やかで深みのある赤色。ノーズは熟したチェリー、森のベリー、スパイスのクローヴの含みを示し、ユニークな芳香が香ります。そして滑らかな風味は、柔らかさと酸味の完璧なバランスを持ち、パスタやローストした肉料理よく合います。

・ シャトー・デ・ローレ (赤) 2012

フランス、ボルドーのシャトー・デ・ローレは、2004年以降、近代的設備を設置して品質を追求した結果、サンテミリオンにおける有望なワイナリーとなりました。深みのある濃いブラックルビー色、縁は若々しい紫色。カラント、ラズベリー、プラムの強調されたノーズは、オーク、バニラのアクセントを持っています。ミディアムからフルボディで、柔らかくコクがあり、力強い果実味の核を持ち、タンニンによってしっかりとした後味が支えられています。グリルした肉、ソースを使用した肉料理や、チーズの盛り合わせによく合います。GLADDのサクラアワード2017においてダブルゴールドメダル受賞。

・ ピエール・ネジョン ブルゴーニュ・アリゴテ(白) 2014

めずらしいピエール・ネジョンのブルゴーニュ・アリゴテ。春のそよ風のようにフレッシュで温厚、素直。色は淡い黄金色で、花の香り(アカシア、サンザシ)または果実(リンゴ)の香り。口に含むと柔らかく流れるようなワインがやさしく、ヘーゼルナッツの香りが余韻に残ります。食前酒にうってつけ。また、魚の網焼きや牡蠣、サラダとも相性が良く、ブルゴーニュのグジェール、エスカルゴ、ハムのゼリー寄せパセリ風味「ジャンボン・ペルシエ」とは定番の組み合わせ。「ジャンボン・ペルシエ」とはイースター(復活祭 春分の日の後の最初の満月から次の日曜日)に食べるお料理として発祥して、以降フランス全土に広まった名物料理です。