9月の新着ワイン

右から
ル・プティット・リュンヌ・ブラン(白)2015
レ・オー・ドゥ・ラ・ガフリエール ボルドー ルージュ(赤)2014
サン・テステフ・ド・カロン・セギュール(赤)2013

ル・プティット・リュンヌ・ブラン(白)2015

ドメーヌ・ド・シュヴァリエオーナーのオリビエ・ベルナールと、ドメーヌ・ド・シュヴァリエでもコンサルタントを務める天才醸造家のステファン・ドゥルノンクールが手を組み、生み出した逸品がラ・プティット・リュンヌです。コクのある魅力的なノーズ。白桃、フレッシュなアプリコット、エキゾチックな白い花、柑橘類のアロマが立ち上る。まろやかな風味は柔らかく、熟した味わいを持ち、きれいな酸味が広がり、風味と芳香の調和が取れています。ワインはキリッとしていて、一口でその美しさ、旨さが分かります。

レ・オー・ドゥ・ラ・ガフリエール ボルドー ルージュ(赤)2014

レ・オー・ドゥ・ラ・ガフリエールは、サンテミリオンのプルミエ・クリュ・クラッセのシャトー・ラ・ガフリエールのオーナー、アレクサンドル・ドゥ・マレ・ロックフォールによるもの。赤い色の果物やスミレの繊細な香りと、スパイシーなバニラの含みを伴い、風味はフレッシュでまろやか。美しくバランスがとれていて、調和したウッドの含みを伴います。タンニンは滑らかできれいにブレンドされていて、豊かな果実味の余韻が長く続きます。ウサギのテリーヌや牛肉、羊肉料理。カマンベールチーズとよく合います。2017年度のANA国際線ビジネスクラスサービスワインに選ばれています。

・サン・テステフ・ド・カロン・セギュール(赤)2013

力強さと繊細さをあわせ持つボルドー、サン・テステフ村カロン・セギュールのサードワイン。このワインは樹齢の若いブドウから造られているため、フレッシュでより親しみやすい味わいが特徴。2013年のボルドーは、不安定な天候が続く厳しい年でしたが、収量を抑え、カベルネ・ソーヴィニヨンのブレンド比率を上げることで傑出した味わいを造り出しました。軽やかな味わいですが、優雅で高い品質を感じます。ちなみにラベルのハートマークは、かつてラフィット、ラトゥールも所有したセギュール侯爵がこのワインを最も愛したゆえに付けられたと言われています。