12月の新着ワイン

写真右より
・ボジョレー・ロゼ・ヌーヴォー(ロゼ)2019
・シャトー・グラン・マルソー(赤)2009
・アグアリベイ(赤)2017

・ボジョレー・ロゼ・ヌーヴォー(ロゼ)2019

ボジョレーヌーボーは、9月に収穫したブドウを11月までのわずか2ヶ月で醸造したボジョレー地方の新酒ワインです。赤ワインとロゼのみを生産されていて、フルーティな香りのほか、口当たりが柔らかく、フレッシュでまろやかな味わいを楽しめるのが特徴となっています。「ボジョレー」を名乗ることができるのは、ブルゴーニュ地方のボジョレー地区で特定の条件にて栽培されたガメイ種を使ったワインだけ。このロゼは、飲み口が軽く、渋みも控えめなのでオードブルやサラダ、カルパッチョ、魚料理などシンプルな料理とよく合います。

・シャトー・グラン・マルソー(赤)2009

シャトー・マルソーは、果実味が特徴的なボルドー右岸のワイナリー。モダンスタイルで凝縮感があり、パワフル、複雑味のあるフルボディのワインを作ることで知られています。赤果実や黒果実のノーズに、黒胡椒、リコリス、シナモンなどのスパイシーなニュアンスが複雑に混じり合い奥深い熟成香が漂います。果実味と、強めながら丸みを帯びたやわらかいタンニンが見事に溶け合い、シルキーでバランスの良い味わいが余韻まで続きます。お肉料理とよく合う10年熟成のメドック産赤ワイン。しかも当たり年2009年ものはおすすめの一本です。

・アグアリベイ(赤)2017

アルゼンチン、メンドーサ地方アンデス山脈麓、ロートシルト家のバロン・ベンジャミン・ドゥ・ロートシルトとローレン・ダッソーにより2003年に設立された「フレシャス・デ・ロス・アンデス(アンデスの矢の意)」にて作られた赤ワイン。タンニン豊富なマルベック種を100%使用し、色の濃い、辛口に仕上がっています。グリルした肉料理やフランス産チーズと良く合い、ワイン・スペクテイターの元副編集長ジェームス・サックリング氏が91ポイントをつけたことでも知られています。なおアグアリベイという名前は、インカ族が神聖な木としたメンドーサ地域の象徴的な樹木にちなんでいます。