12月の新着ワイン

右より
・ロス・イントカブレ マルベック (赤)2018
・シャトー・フェラン・セギュール(赤)2013
・アルテロ クリアンサ(赤)2015

ロス・イントカブレ マルベック (赤)2018

アルゼンチンを代表するブドウ品種「マルベック」100%のアルゼンチン・ワイン。マルベックはポリフェノールの含有率が高く、「黒ワイン」とも呼ばれています。力強い紫色、キャンディやバニラの含みを持つ赤果実、チェリー、葡萄の快い香り。やさしい口当たりで始まり、柔らかなタンニンはクリーミーでボリュームがあり、フレッシュさも感じます。熟した果実味は、オークのスモークの含みと完璧に融和し、余韻となって長く続きます。塩と胡椒のみで味付けしたシンプルな牛肉料理、特に赤身肉とよく合います。

シャトー・フェラン・セギュール(赤)2013

フェラン・セギュールは、18世紀末に祖国アイルランドからボルドーに移住したワイン商人、ベルナール・フェランによってつくられたワイナリー。2013ヴィンテージはカベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロ40%で、中くらいから深みのある濃いルビー色。ノーズはストロベリー、ブラックカラントとバニラ、トーストの含みがあります。味わいは、まろやかながら果実味の核とタンニンのしっかりとした骨格を持ち、後味にフレッシュな酸味とわずかな渋味が残ります。

アルテロ クリアンサ(赤)2015

スペイン中部の都市、ラ・マンチャのワイン。「マンチャ」とはアラビア語の「乾燥した土地」が語源と言われ、ぶどうが完熟しやすく、凝縮された果実味のあるワインの産地として知られています。濃い鮮やかな、きれいなルビー色。熟した果実味、トースト、ペッパーとバルサミコ酢の力強く複雑なアロマ。 まろやかであたたかく、美しいバランスの味わいと、長く心地よい後味が続きます。ローストやグリルした肉、豆類、中位から強い風味のチーズとよく合います。コンコース・モンディアル・ドゥ・ブリュッセル2018にて金メダル受賞!

11月の新着ワイン

右より
・アンシアーノ・ヴァルデペーニャス・テンプラニーリョ・レゼルバ(赤)2012
・ポン・デ・ザール コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ (赤) 2010
・トソ・カベルネ・ソーヴィニヨン(赤)2019

・アンシアーノ・ヴァルデペーニャス・テンプラニーリョ・レゼルバ(赤)2012

スペイン産テンプラニーリョを使った樽熟成のフルボディ赤ワイン。色はルビーレッド、少々甘みのあるチェリーのような香り。味はやや辛口ですが、5年熟成のフルボディというイメージよりは軽い印象です。若々しい果実感が絡み合って酸味はそこそこ、タンニンもミディアムの程よい味わい。余韻もスモーキーさが軽く残るくらいなので、飲み疲れない赤ワインを飲みたい気分にピッタリ。意外にエスニックな料理ともよく合います。ちなみにアンシアーノとは、スペイン語で「おじいちゃん」という意味。ちなみにスペインワインの熟成表記では、36ヶ月以上、うち12ヶ月以上、330リットル以下のオーク樽で熟成したものをレゼルバと呼んでいるそうです。

・ポン・デ・ザール コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ (赤) 2010

有名なシャトーマルゴーのポンタリエ氏が厳選する6種類のワインと、中国水墨画の伝統に根ざした、東洋と西洋の美意識が融合した独自の“叙情的抽象”の世界で名高い、ザオ・ウーキー氏の作品をコラボレーションさせた、とっておきワイン。「高品質・美しさ・喜び・高級感」をテーマに、高級ワインギフトとしてユニークで芸術的なワイン生み出しました。そのコレクションの中から選んだのは、コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ 2010。コート ド ニュイはその優れたテロワールが有名。このワインは適度にスパイシーで赤系果実の香り高いブーケがあり、同時に味わいは力強く複雑で、エレガントと言われています。

・トソ・カベルネ・ソーヴィニヨン(赤)2019

アルゼンチンにおいて、もっとも素晴らしいワイン生産地といわれるメンドーサ地方マイプ地区にあるボデガス・ヴィニャード・パスカル・トソのカベルネ・ソーヴィニヨン100%、辛口赤ワイン。クリーンでフルーティなノーズ。プラムとカリンのアロマが彷彿し、エレガントなオークの含みと、ブラックベリーとリコリスの果実味のマイルドなブーケが口の中で現れます。重厚でがっしりしたボディ。バニラと後を引くオークのスモーキーなアクセントの豊かで長い余韻があります。軽いクリームソースを使用したパスタや赤肉、白肉料理とよく合います。