写真右より
・シャトー・クラーズ(赤)2001
1974年にフロンサックに設立された小さな家族経営のシャトー。オーナーのペル・エインセ氏はカベルネ・フランにこだわり、伝統的な醸造を実践しています。このシャトー・クラーズは、カベルネブラン80%、メルロー20%。深いルビー色をしており、バニラや黒スグリ、トーストなどのアロマと丸みを帯びた味わい持ち、繊細なストラクチャーを感じさせるエレガントさが特徴となっています。10年以上の熟成を経た飲み頃のワインです。
・シャトー・ラ・トゥール・カルネ(赤)2012
ラ・トゥール・カルネはサン=ローランにある、濠をめぐらせた中世の美しいシャトー。ボルドー・ワイン界のリーダー、ベルナール・マグレと、カリスマ醸造家ミシェル・ロランの専門技術を導入したことで、いま注目のシャトーのひとつとなっています。深いパープル色の外観。プラムやブラックチェリーの華やかなアロマと黒スグリの甘い香りやスモーキーなニュアンス。モカやオークのニュアンス。凝縮した果実味、ほど良い酸味、シルキーなタンニンの見事なバランスが特徴となっています。
・オチガビ ジャーマン・カベルネ(赤)2013
日本海に面した余市町は、北海道内一のぶどう産地。そこで地ワインを製造・販売しているオチガビのオーナー落希一郎氏は、西ドイツ国立ワイン学校卒業後、北海道や長野県でワイン造りに携わってきた方。その落氏が作るジャーマン・カベルネとは、ドイツの気候で成熟するカベルネという意味で、ドイツ在来の赤ワイン品種と
カベルネ。ソーヴィニョンを交配して作られた品種。香りが豊かで、ふくよかなタンニンと、高い新樽比率に負けないコクがあります。抜栓後、いったんデキャンタに入れ、1時間後から真価を発揮します。