7月の新着ワイン

右より
レ・ジャメル・シャルドネ(白)2020
ドメーヌ・ド・サン・ギロン (赤)2015
シャトー・アネト(赤)2016

レ・ジャメル・シャルドネ(白)2020

フランス南部ラングドック・ルーション、バデ・クレモン社の白ワイン。この地方はカジュアルなワインの生産地として知られていますが、実はコストパフォーマンスが非常に高く、多くの愛好家に注目されています。ゴージャスで透明感のある黄金色。アプリコットや洋ナシの甘い柑橘類の香り、ヘーゼルナッツと白い花の香り、さらにほのかなバターのニュアンスも。心地よいミネラル感が口に広がり、複雑でありながら偏りのない、バランスの取れた味わいと、長い余韻が楽しめます。サーモンのグリル、クリームソースの料理とよく合います。

ドメーヌ・ド・サン・ギロン (赤)2015

ドメーヌ・ド・サン・ギロンは、ボルドーのワイン通から長く愛されているメドック格付け5級、ポイヤックらしい豊かで力強い味わいが魅力のシャトー ・グラン・ピュイ・ラコストのサードラベル。紫がかった濃いガーネット色。ブラックベリーやカシスなどの黒系果実、さらにシナモンやシガーボックスなどスパイス系も加わって華やかです。味わいは滑らかながらもフルボディ。豊かな果実味、強めの酸味にしっかりしたタンニンが加わり、余韻として続いていきます。牛肉のグリルはもちろん、子羊やジビエ、鶏肉料理ともよく合います。

シャトー・アネト(赤)2016

ボルドー・ペサックレオニャンのAOPワイン。ペサックレオニャンはボルドーの南部に位置する歴史ある地。メドックより暖かい気候のため柔らかなワインが生まれると言われています。プラムと上質な皮やタバコの香り。その背景には控えめなオークの香り。品種はメルロー56%、カベルネ・ソーヴィニヨン26%、カベルネ・フラン18%で、味わいは芳醇な黒果実味と、まだ若々しいが丸みを帯びたタンニン、そしてスパイシーな風味を伴ない余韻へと続きます。 ミディアムからフルボディ。赤身肉のグリルや鶏肉料理、ハード系チーズとよく合います。