・ファッフ キュヴェ・ジュピター リースリング アルザス(白) 2017
隣国ドイツの影響が色濃いアルザス地方で生産された辛口白ワイン。ここで生産されるワインの90%は白で、すべてフリュートと呼ばれる背の高いボトルに詰められ、少なくとも2年以上は経過したものが良いとされています。花、柑橘系果実、松ヤニ、シナモンなどの繊細なブーケ、クリアで優雅なきらめきと淡い黄色に明るい緑の縁。ノーズはフレッシュで、ミネラル感のある柑橘類の香り。洗練され明確な風味のアタックから、豊かなボリュームとキャラクターに白い花のアロマが展開され、心地よい余韻の長い後味が続く。リースリングはチキン、魚料理、ザワークラウトとよく合い、フォアグラとの相性も良いとのこと。
・レ・グラン・ロシェ カベルネ・ソーヴィニヨン シラー(赤)2013
南仏ラングドック地方、新樽を使用して12ヶ月以上樽熟成されたフルボディの赤ワイン。ぶどうの品種はカベルネソーヴィニヨン60%、シラー40%。濃いガーネット色、フルティーでスパイシーな香りの中に、カシスやココア、バニラを想わせる香り。口当たりはなめらかで飲みやすく、豊かな果実味のミディアムボディ。しっかりとしたタンニンと重厚さ、そして樽からの風味が心地良く感じられ、長く重厚な余韻が楽しめます。肉料理はもちろん、サーモンやスパイシーなトマトソースを使った料理にもよく合います。ちなみに「レ・グラン・ロシェ」とは「巨大な岩」という意味。
・シャトー・ヴィニョ(赤)2008
コート・ド・サンテミリオンのふもとにあるシャトー・ヴィニョのワインは、砂質粘土と砂利の沖積土の畑とたっぷりと降り注ぐ南西からの陽光により、深みのある色と親しみやすくエレガント味わい、丸味を帯びたタンニンと絹のような質感が特徴。鮮やかな色、フレッシュで魅力的な赤いベリーの香りと熟したタンニンとコショウとバニラの含み。赤果実の風味はエレガントで繊細、複雑で深みのある味わい。ミディアム・ボディでバランスの取れた組成を持ち、ミネラル感のある魅力的な余韻が長く続きます。ぶどう品種はメルロー75%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%。2012年、ル・ギド・アシェット・デ・ヴァン(フランスの著名なワインガイド)にて2つ星(最高は3つ星)を受賞しています。