写真左より
・シャトー・クラーク 2007(赤) バロン・エドモン・ドゥ・ロートシルト
濃厚で深みのある赤紫色。濃縮していると同時にフレッシュなブラックカラントの果物の含みを持ちます。魅力的な深みを持ちながらも適度な抽出。熟成していますが、更に2019年まで寝かせても楽しめそう。青々しいタンニンとドライな後味ですが、十分な深さがそれを補っています。高品質な牛肉や鴨肉が食べたくなる味。2012年〜2018年が飲み頃。SAKURA 2015・ジャパン・ウィメンズ・ワイン・アワーズ・ゴールド受賞。いま注目のボルドーワイン。
・グランテロワール・レ・ザスプル 2011(赤) ジェラール・ベルトラン
愛らしいガーネット色あるいはレンガ色。ブラックベリー、ブラックチェリー、ラズベリー、クローブやナツメグなどの果実味と、芳醇な香りを持つ魅力的ワインです。フルーティーな核は、紫色やソフトモカの低木地のニュアンスによって十分に補完され、複雑でスパイシーでしなやかという、魅惑的な印象を与えてくれます。フィニッシュの焼けたようなオークのアクセントにより、決して行き過ぎない青々としたタンニンの余韻が続きます。アメリカのワイン愛好家雑誌”WINE ENTHUSIAST”にて91ポイント獲得。
・ミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ 2013(白) ドメーヌ・ポワラーヌ
フランス・ロワール地方の白ワインです。ブドウ品種はミュスカデ100%、辛口で、ポワラーズ家5代目アルベール・ジャン氏によれば、「洗練さ」「エレガンス」「フルーティさ」を目指して、ミネラル感に富んだワインを製造しています。口当たりが柔らかでフレッシュ。花や柑橘系の果実を思わせる複雑でアロマティックな味わいです。おおむね白身魚のポワレなどと相性がよいですが、爽やかな飲みくちは、さまざまな料理に合うでしょう。パリ農業コンクール2014金賞受賞。