3月の新着ワイン

3月の新着ワイン

写真右より

・レ・ザレ・ド・カントメルル(赤)2011

カントメルルは、ボルドーからメドックに抜ける県道2号線に沿った深い樹木に覆われた公園の中にあるシャトー。「レ・ザレ・ド・カントメルル」は「カントメルルの並木道」という意味のセカンドラベルとなっています。色合いは濃く、凝縮感のある深さを持っています。カシスやブラックベリー、ブラックカラントのアロマにコーヒーのニュアンスが美しく混じり合い、フルーティな果実味と、滑らかでシルキーなタンニンが調和して、エレガントな印象が長い余韻まで残ります。

・シャトー・セルガン(赤)2008

ボルドージロンド川右岸の銘醸地ポムロールの隣ラランド‐ポムロールのワインです。メルロが70%で主体ですが、カベルネソーヴィニヨン20%、カベルネフラン10%がブレンドされています。しなやかで柔らかな口当たり、濃密な赤いベリー系の果実や熟したプラムの甘さはボリュームたっぷり。カベルネ由来の杉のニュアンス、タバコ、チョコレートや甘草の香りが複雑な深みにつながります。柔らかなタンニン、複雑で芳醇な果実味は繊細でエレガント、バランスも取れています。チーズ、赤身肉のグリル、ラムなどによく合います。

・メナージュ・ア・トロワ シャルドネ(白)2012

「メナージュ・ア・トロワ」はカリフォルニア、ナパ・ヴァレーの「フォリ・ア・ドゥー」が造るサブプロジェクトワイン。使用されているブドウは、それぞれ特徴的なアペラシオンを持ち、モンテレー産シャルドネは、すっきりとしたレモンとライムのアロマを、サンタ・バーバラ産のシャルドネは生き生きとしたトロピカルフルーツの含み、メンドシーノ産シャルドネはきれいな組成といった具合に、巧みなブレンドによって後味の良いバランスの取れた素晴らしいワインに仕上がっています。