12月の新着ワイン

12月の新着ワイン

写真右より

・ドメーヌ・ラ・ヴァンソニエール ミュスカデ・セーヴル・エ・メール シュール・リー(白)2013

ロワール地方の白ワインです。ドメーヌ・ラ・ヴァンソニエールはミュスカデのスペシャリストとして知られ、シュール・リー製法(澱を取り除かず一定期間おくことで、深み、まろやかさを出す製法)で長期熟成させてから出荷するこだわりを持ったワインづくりをしています。このワインもシュール・リー製法のため、柑橘系フルーツ、ハーブの爽やかな香り・果実味とともに、熟成した旨味も感じられ、穏やかで飲みやすくなっています。魚料理やカニなど甲殻類のお料理とよく合います。

・シャトー・カルボニュー(赤)2011

カルボニューはボルドー市の南東、グラーヴ地区にある最大規模のシャトー。ボルドーではめずらしく赤、白も生産していて、いずれも高く評価されています。赤はフルーティでしなやか、上品でエレガントなことで有名。このシャトー・カルボニュー 2011は、赤味のさした濃いルビー色をしていて、スミレやカシスなど、上品な香が立ち上り、スパイシー、スモーキーなニュアンスが広がります。味わいはフルーティでエレガント。丸みのある、しっかしたタンニンと適度な酸味がバランスよく溶け合って、上品な飲み心地です。

・シャトー・ラ・フルール・ダルサス(赤)2007

ボルドー、サンテミリオンのグラン・クリュに格付けされたワインです。メルロが主体なので、フルーティーで軽やか。甘いモカ、ブラックチェリーのようなフレーヴァーに香ばしいオークのタッチが加わり、香りも味もとても華やかなのが特徴。まさに「花=ラ・フルール」という名のとおりの飲み心地。「軽やか」という表現が決してマイナスではなく、むしろ料理との組み合わせではプラスに働くことを教えてくれます。煮込み料理や赤身のロースト、ラム・子牛・家禽など、デリケートな猟鳥獣の肉にもよく合います。