6月の新着ワイン

写真右より

・ミラマン・エステート・リザーヴ・カベルネ・ソーヴィニヨン (赤)2016

ミラマンのワインは、チリ、サンティアゴの南230kmの所にあるクリコ・ヴァレーの中心に位置する、黄金のコンドルを意味する200ヘクタールの最高の畑のブドウから作られています。スミレ色を帯びた力強い赤色。プラムやチェリーなどの熟した赤色の果実味が際立ち、トーストの含みもあります。熟した柔らかなタンニン、優れたボリュームとバランスの良い酸味を持ち、調和した長い後味が続きます。風味の強いチーズ、赤肉料理、スパイスを使用したパスタ、ハムや鴨肉料理とよく合います。

・グラン・バレイル・ラローズ サン・テミリオン ルージュ(赤)2013

ボルドー右岸、サン・テミリオンの赤ワイン。メルロー約60%、カベルネ・フラン30%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%で構成され、メルローの丸みとカベルネフランの繊細さ、カベルネ・ソーヴィニヨンの優雅さが、見事にバランスされたブレンドとなっています。黒と赤の果実の香りが、柔らかく口の中で長く続き、最後に甘草と木の香りが現れます。時間が経つとベリーやバニラ、スパイスの風味で開かれていきます。そして今後の素晴らしい熟成の可能性を感じる、しなやかで良好なタンニンを味わえます。

・サンティ・ソルテセーレ・ピノ・グリージョ(白)2015

ピノ・グリージョは、ピノ・ノワールが突然変異で皮の色がピンク色になったもので、濃いめの果皮のため通常の白ワインより色が濃いのが特徴。白金を帯びた柔らかな麦わら色をしていて、熟した洋ナシ、乾燥フルーツ、牧草地の花のようなエレガントな香りが、大きく広がって持続します。風味はまろやかでコクがあり、柔らかですが、フレッシュで活気があり、がっしりとした豊かなボディと、上質な酸味と長い余韻の後味があります。オードブルやスープ、卵、魚、テリーヌ、ガランティーヌ、白身の冷肉などとよく合います。