10月の新着ワイン

10月の新着ワイン

写真右より

・ マルケス・デ・パニッサ グラン・レセルバ (赤) 2008

ボデガス・パニッサは、スペイン北部カリニェナのパニッサ村を拠点とし、400以上の生産者を抱える協同組合。毎年のように有名コンクールでメダルを受賞していて、このワインも2013年ベルリン・ワイン・トロフィー金賞を獲得しています。オレンジがかった輝きのあるガーネット色。焼き栗、スパイス、バニラ、バルサミコの豊かで複雑な香りを持ち、口当たりはなめらかで穏やかなタンニン。イチゴやラズベリー、オーク樽の穏やかな余韻が感じられる、調和が取れたエレガントな味わいです。

・レ・オー・ド・スミス (赤) 2011

グラーヴの格付けシャトー、スミス・オー・ラフィットのセカンド・ワイン。色は密度の濃い鮮やかなルビーレッド。ノーズはチェリーや苺、ラズベリーを想わせるフレッシュな赤果実のアロマに、バニラやスパイスのニュアンスが入り混じった含みを持っています。官能的で柔らかな口当たり、調和した酸味は、飲みやすいですが、同時に溶け込んだシルキーなタンニンによる力強さも併せ持っています。フレッシュな果実味とスモーキーなニュアンスの複雑な余韻が長く続きます。

・ドメーヌ・ジャン・ショーヴネ ヴォーヌ・ロマネ(赤)2004

ドメーヌ・ジャン・ショーヴネは、ブルゴーニュの隠れた銘ドメーヌのひとつです。ニュイ・サン・ジョルジュを拠点としていますが、ヴォーヌ・ロマネも造っており高い評価を得ています。キレイなルビー色。キイチゴなどの赤い果実を想わせる香りがあり、ヴァニラの香りも感じられます。リッチで芳醇な果実味。タンニンは豊富でキメが細かく、豊かな果実味の中に溶け込んでだエレガントなスタイルですが、果実味はシッカリとしており、ジューシーさとともにバランスの取れた複雑味が楽しめるワインです。