写真右より
・プティ・シャブリ(白)2014
ジャン・クロード・コルトーは、1984年からワイン造りを始めたブルゴーニュでも比較的若いドメーヌ。しかし2010年ヴィンテージのプティ・シャブリでは、2011年ブルゴンディア・コンクールで金賞を受賞するなど、ブルゴーニュ地方やフランス全土のコンクールで数々の受賞歴を誇り、その味わいはプティ・シャブリの範疇を超えると評されています。輝きのあるグリーンの色調。グレープフルーツなどの柑橘類やハーブの清涼感のある香りが感じられ、口に含むと、豊かな果実味としっかりとした酸が感じられるボリュームのある味わいが特徴です。
・ シャトー・デ・ローレ (赤) 2012
フランス、ボルドーのシャトー・デ・ローレは、2004年以降、近代的設備を設置して品質を追求した結果、サンテミリオンにおける有望なワイナリーとなりました。深みのある濃いブラックルビー色、縁は若々しい紫色。カラント、ラズベリー、プラムの強調されたノーズは、オーク、バニラのアクセントを持っています。ミディアムからフルボディで、柔らかくコクがあり、力強い果実味の核を持ち、タンニンによってしっかりとした後味が支えられています。グリルした肉、ソースを使用した肉料理や、チーズの盛り合わせによく合います。GLADDのサクラアワード2017においてダブルゴールドメダル受賞。
・シャトー・メイヌ・ダヴィット(赤)2008
シャトー・メイヌ・ダヴィットは、ボルドー、サンテミリオン地区にほど近い、ベルヴェス・ド・カスティヨンのワイナリー。ドルドーニュ川右岸でもっとも標高が高く、大変日当たりの良い畑で栽培された完熟メルローを使用したこのワインは、リムーザン地方の樫樽がもたらす力強さ、完熟ブドウの凝縮した果実味、まろやかなタンニンがバランスよく調和したエレガントな味わいが特徴。グリルした肉、ラム、チーズなどと良く合い、デカンタで1時間ほど置き、16〜17℃くらいで召し上がるのがベストとのこと。