1月の新着ワイン

写真右より

・インスタント・ベコ(赤)2015

ボルドー、サン・テミリヨンでプルミエ・グラン・クリュ・クラッセに格付けされている、シャトー・ボー・セジュール・ベコのセカンドラベル。新樽率をほぼ100%にし、無濾過でボトリングする事で、ブドウ本来の味わいが溶け込んだ、凝縮した味わいに仕上げています。深いルビー色。カシスやブラックチェリーなどの黒系果実のアロマにバニラ香りのアクセント。フレッシュかつ完熟した赤い果実のニュアンス。柔らかなタンニンが合わさったエレガントで深い味わいに、しっかりした樽香の風味が上品にまとまったワインです。

・シャトー・ピュイグロー(赤)2011

「ル・パン」を産み出したティエポン家がコート・ド・フラン地区に所有する人気のワイン。1983年のファースト・ヴィンテージより評論家に絶賛されている人気シャトーです。品種はメルロー60%、カベルネ・フラン25%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%、マルベック5%。濃い深いルビー色。カシスなどの黒い果実の香りにスミレの香り。ミントのニュアンスも。酸、果実味ともに溌剌として全体的に若々しい印象。時間と共に深みが増し、余韻も伸びやかで熟成のポテンシャルを感じます。

・ルネ・ルカン=コラン ブルゴーニュ ピノ・ノワール(赤)2015

ルネ・ルカン=コランは、ブルゴーニュの「若き才能」の一人に選ばれたフランソワ・ルカンがワインメーカーを務めており、ピノ・ノワールは、ぶどうの枝を水平に広げた「コルドン・ドゥ・ロヤ Corodon de royat」で剪定。収量を少なく抑えて、品種最高の表現を得ています。クリアで鮮やかなルビー色。ノーズは、魅力的なスミレ、チェリー、醤油、ハーブのニュアンス。ミディアムボディで、滑らかでフレッシュ、力強いベリー類の核を持ち、滑らかでがっしりとした後味では、融和したタンニンにより支えられています。