12月の新着ワイン

12月の新着ワイン

写真右より

・クロワ・ド・シャンスオー・ソーヴィニヨンブラン(白)2016

2017年ベルリンワイントロフィー金賞受賞の白ワインです。原産地はフランス南西部のコート・ド・ガスコーニュ。ここは中世から修道僧たちがワイン造りを行ってきた歴史があり、いまではワイン産地年間300万本の売り上げを誇る生産者組合プレモンがあります。ソーヴィニヨン・ブランはもともとフランス・ボルドー産ですが、いまでは世界中で栽培され、気候の違いで多様な香りと風味のワインに仕上がります。このワインはトロピカルフルーツの香りとさわやかな酸味とボリューム感ある果実香が特徴で、温暖なフランス南西部らしいワインとなっています。

・ファウスティーノ・リベロ・ウレシア グラン・レゼルバ(赤)2007

スペインのウティエル・レケーナは、主に赤ワインの産地で、この地で栽培されるおよそ94%を黒ぶどう品種が占め、そのうち75%は土着品種のボバル種という珍しさがあります。濃厚な色でコクがあり、しっかりとしたタンニン、たっぷりとした果実味、酸味が重なり合った重厚さが特徴。色は、黒みがかった赤色、ほのかな甘さ、スパイシーさがエレガントに香ります。口当たりはさっぱりでまろやか。全体的に渋みがあるものの、飲む度に味わいが変化してくるのを楽しめます。こちらもベルリンワイントロフィー2015金賞を受賞。

・シャトー・ヴュー・ロバン(赤)2009

ロバート・パーカー氏や世界のワイン評論家から高く評価されているメドック・クリュ・ブルジョワ格付フルボディ赤ワイン「シャトー・ヴュー・ロバン」の登場です。しかもグレートヴィンテージといわれる2009年ものです。最初の飲み頃を迎えたワインは、豊かな黒果実の香りと完熟した赤果実とスモーキーさ、トリュフやアーモンドなどの風味の複雑な味わいと、丸みを帯びたしなやかなタンニンのバランスがよく、心地よい余韻が長く続きます。究極メドック・クリュ・ブルジョワ、これは12月の、いや今年の超おすすめ一本でしょう。