写真右より
・シャトー・マルソー(赤)2002
「シャトー・マルソー」は、果実味が特徴的なボルドー右岸のワイン。「シャトー・マルソー」はモダンスタイルで凝縮感があり、パワフル、複雑味のあるフルボディのワインです。赤みを帯びた濃い黒〜紫色。熟したダークフルーツやチョコレート、スパイシーなローストの含みのあるノーズ。風味はタイトなダークフルーツや、しっかりとしたタンニンのインパクトがあります。モダンスタイルですが決して行き過ぎてはなく、バランスのとれた味わいが特徴的。豊かで印象的、飲み頃の魅惑的なワインです。パーカーポイント88〜91。
・シャトー・シャス・スプリーン(赤)2010
シャトー・シャス・スプリーンは、ワイン生産を始めて400年以上の歴史を誇るボルドーのトップシャトー。格付けシャトー並みのクオリティが評価され、価格が急騰しているそうです。2009年に続いて、グレート・ヴィンテージとなった2010年は、プラムが熟したようなブーケと、エレガントでハーモニーのある優しい味わいが特徴。熟したブラックチェリーやブルーベリー、滑らかなカシスやプラムのアロマに、トースト、フルーツや木の香りなどニュアンスに富んだ香りがあり、程良い酸味と豊富なタンニン、厚みのあるリッチな味わいをお楽しみください。パーカーポイント92。
・ラ・ディヴァット ミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ・シュール・リー(白)2015
「ミュスカデ」は他の地域にはないブドウ品種で、独特の製法によって酸味や旨みを感じる辛口のすっきりとした白ワインになります。「セーブル・エ・メーヌ」とは、フランス・ロワール地方のセーヴル川とメーヌ川周辺の23の村で作られるワインを指し、「シュール・リー」とは、通常行う発酵の途中で出る「澱」を取り除く作業をしない製法のこと。これにより「よりまろやか」で「ミネラル感を得れる」と言われています。緑がかった淡い黄色で、力強い花の芳香はスパイスとワインの含みがあります。豊かで爽快、バランスのとれた風味は、春から夏にかけて魚介料理と楽しむのにピッタリです。