ドメーヌ・デュ・サルヴァ ”ドゥレイユ” (白)2018
フランス、ロワール地方、シュヴェルニー地区の「ドメーヌ・デュ・サルヴァ」による辛口の白ワイン。ほのかに緑色がかった淡い金色。注ぐと小さな炭酸の泡が現れ、ライチ、マンゴ、グレープフルーツやアカシアの花の含みなど、芳醇で爽やかな香りが立つ。炭酸のピチピチした刺激と豊富な酸味、清涼感のある瑞々しい果実味が美しく溶け込み、歯切れの飲み口の中に芳醇な味わいも感じさせます。ブドウ品種はソーヴィニヨン・ブラン84%、シャルドネ16%。シーフードや魚料理、チーズ、白身肉の料理とよく合います。
ロス・イントカブレ マルベック (赤)2018
アルゼンチンを代表するブドウ品種「マルベック」100%のアルゼンチン・ワイン。マルベックはポリフェノールの含有率が高く、「黒ワイン」とも呼ばれています。力強い紫色、キャンディやバニラの含みを持つ赤果実、チェリー、葡萄の快い香り。やさしい口当たりで始まり、柔らかなタンニンはクリーミーでボリュームがあり、フレッシュさも感じます。熟した果実味は、オークのスモークの含みと完璧に融和し、余韻となって長く続きます。塩と胡椒のみで味付けしたシンプルな牛肉料理、特に赤身肉とよく合います。
・シャトー・グラン・マルソー(赤)2009
シャトー・マルソーは、果実味が特徴的なボルドー右岸のワイナリー。モダンスタイルで凝縮感があり、パワフル、複雑味のあるフルボディのワインを作ることで知られています。赤果実や黒果実のノーズに、黒胡椒、リコリス、シナモンなどのスパイシーなニュアンスが複雑に混じり合い奥深い熟成香が漂います。果実味と、強めながら丸みを帯びたやわらかいタンニンが見事に溶け合い、シルキーでバランスの良い味わいが余韻まで続きます。お肉料理とよく合う10年熟成のメドック産赤ワイン。しかも当たり年2009年ものはおすすめの一本です。