2月の新着ワイン

右より
シャトラン・ギャビン コート・ド・ローヌ ブラン(白)2020
シャトー・ヴィニュロー(赤)2014
シャトー・ラネッサン(赤) 2017

シャトラン・ギャビン コート・ド・ローヌ ブラン(白)2020

コート・デュ・ローヌのワインはブレンドによるバランスのとれた味わいが特徴。このシャトラン・ギャビンもグルナッシュ、マルサンヌ、ルーサンヌが絶妙にブレンドされており、甘く芳醇なアロマやスパイス風味、穏やかな酸味とタンニン、芳醇な果実味が楽しめます。美しい黄桃色、白い花の華やかなアロマに優しい酸味とバランスの取れたまろやかな味わい、そしてエレガントな後味が軽やかに続く、まさにエレガントなオーガニックワインと言えます。エビのフリットや白身魚のカルパッチョ、鶏肉のソテーなどとよく合います。

シャトー・ヴィニュロー(赤)2014

シャトー・ヴィニュローはプロヴァンスにおける最も有名なワイン生産者で、ロゼが多いプロヴァンス地方において、赤ワインの名手として知られています。シャトー・ヴィニュローは、買ってすぐでも楽しめますが、ボトル詰めの後でも10年以上熟成して、良くなると言われています。深みのある濃い紫色。熟した黒い色の果実の魅惑的なノーズ。ミディアムボディでしなやか、熟した果実味のしっかりとした核は、溶け合ったタンニンに支えられ、長く続く余韻を心地よく楽しめます。 牛肉や羊肉、鴨肉のグリルなどによく合います。

シャトー・ラネッサン(赤) 2017

シャトー・ラネッサンはロバート・パーカー氏お気に入りのシャトー。格付シャトーに匹敵するクオリティを備えていると高く評価しています。カシスやプラムの香りと土っぽいニュアンス、枯葉や森の下草、皮革など熟成を感じるニュアンス。 しっかりした酸味と濃縮感のある黒系果実味、滑らかなタンニンとが見事に調和しています。ローストビーフ、カスレ、ブリ・ド・モー(白カビチーズ)とよく合います。なお2022年より、ブテイエ家に代わりオーストラリア最大手のトレジャリー・ワイン・エステーツが新オーナーとなっています。

1月の新着ワイン

右より
ルイ・ベルナール・コート・デュ・ローヌ ブラン(白)2021
シャトー・プピーユ(赤)2018
プレリュード・ア・グラン・ピュイ・デュカス (赤)2016

ルイ・ベルナール・コート・デュ・ローヌ ブラン(白)2021

フランス第2のAOCワイン産地コート・デュ・ローヌにおいて、グルナッシュを主なブドウとして選び、官能的で濃厚、しなやかで芳醇なワインを造りつづけるメーカー、ルイ・ベルナールが生み出した南フランスらしい爽やかな味わいの辛口白ワインです。淡いゴールド色。 花の香りとリンゴや桃のフルーティーな香り。口に含むと程よいミディアムボディ感とフレッシュな味わいが広がります。魚介のオリーブオイル焼きや煮込み、鶏のフリッター、山羊のチーズなどともよく合います。

シャトー・プピーユ(赤)2018

シャトー・プピーユは「神の雫」に登場して注目を集めたプピーユのセカンドラベル。90年代中頃オーナーのフィリップ・カリーユ氏により、ボルドーの無名な産地「コート・ド・カスティヨン」から傑出したワインが生み出されるようになりました。暗く艶やかなルビーレッド。メルローの甘みのある香りと赤果実やタバコのアロマ。味わいは心地よい酸味と程よい凝縮感のバランスが絶妙で、気品のあるボルドースタイルを楽しめます。サーモンのグリルやフライのマヨネーズ添え、ビーフシチューなどデミグラスソース系ともよく合います。

プレリュード・ア・グラン・ピュイ・デュカス (赤)2016

シャトー・グラン・ピュイ・デュカスは、17世紀にアルノー・デュカス氏がラフィットの領地を購入したことから始まった、ポイヤックで長い伝統をもつワイナリー。北にはムートン・ロートシルト、ラフィット・ロートシルト、ポンテ・カネのシャトーが隣接しています。濃いルビーレッド。黒果実、プラムやカシス、皮革やシガーの香り。味わいは複雑で濃厚。果実味と酸味、渋味のバランスが良くタンニンもまろやか。後味のオーク香が印象的です。牛の赤身、仔羊肉、鹿肉などジビエとよく合います。