5月の新着ワイン

右より
コンコルド・ブリュット・ハーフ スパークリング
シャトー・ピュイグロー(赤)2016
シャトー・オルム・ド・ペズ(赤)2013

コンコルド・ブリュット・ハーフ スパークリング ブラン・ド・ブラン

ロワールの老舗が生み出した、ブラン・ド・ブラン(白の白)=白ブドウのみで造られた上質な375mlハーフ・スパークリング。ちなみにブラン・ド・ノワール(黒の白)=黒ブドウのみで造られるスパークリングもあります。淡いライトイエロー。きれいな泡が立ち上るとリンゴやシトラスの繊細な果実が香り、グレープフルーツや青リンゴの果実味とミネラルやハーブが弾け、キレのある辛口の味わい。後味は程よい酸味とほろ苦さ、わずかな甘みも感じるバランスの良い仕上がりです。生牡蠣、鶏肉、白身の魚、スモークサーモンなどによく合います。

シャトー・ピュイグロー(赤)2016

「ル・パン」を産み出したティエポン家がコート・ド・フラン地区に所有する人気のワイン。ファースト・ヴィンテージより評論家に絶賛され、特のこの2016年ヴィンテージは過去最高と評されています。濃い深いルビー色。カシスなど赤果実の香りとスミレの香り、スモーキーなニュアンスも。複雑で密度の濃い凝縮感があり、一体化した果実味、酸味や渋味とアルコールのバランスが良く、厚みがありつつ柔らかさも感じる味わい。余韻も長く伸びやかで心地良く楽しめるワインです。 ステーキやハンバーグ、牛肉の煮込み等とよく合います。

シャトー・オルム・ド・ペズ(赤)2013

シャトー・オルム・ド・ペズはボルドー・メドックのクリュ・ブルジョワ級ワイン。名門ランシュ・バージュ所有となった後、一気に評価が上がった注目のシャトーです。2013年は密度が高く、果実の凝縮感やいきいきとしたフレッシュな酸が特徴。濃い紫色。カシスやプラム、シナモンや黒胡椒などスパイシーな香りも伴った複雑なニュアンス。アタックは強めで丸みを帯びたベリーの果実味、ドライなタンニン、スッキリした酸味が軽やかな余韻として長く続きます。牛肉、仔牛、豚肉、鴨肉やジビエ、ローストチキンなどとよく合います。

4月の新着ワイン

4月の新着ワイン
右より
シャトー・プピーユ(赤)2018
シャトー・ヴィニュロー(赤)2014
ジャン・マリー・ガルニエ シャルドネ “セレクション・デュ・ソムリエ” (白)2020

シャトー・プピーユ(赤)2018

シャトー・プピーユは「神の雫」に登場して注目を集めたプピーユのセカンドラベル。90年代中頃オーナーのフィリップ・カリーユ氏により、ボルドーの無名な産地「コート・ド・カスティヨン」から傑出したワインが生み出されるようになりました。暗く艶やかなルビーレッド。メルローの甘みのある香りと赤果実やタバコのアロマ。味わいは心地よい酸味と程よい凝縮感のバランスが絶妙で、気品のあるボルドースタイルを楽しめます。サーモンのグリルやフライのマヨネーズ添え、ビーフシチューなどデミグラスソース系ともよく合います。

シャトー・ヴィニュロー(赤)2014

シャトー・ヴィニュローはプロヴァンスにおける最も有名なワイン生産者で、ロゼが多いプロヴァンス地方において、赤ワインの名手として知られています。シャトー・ヴィニュローは、買ってすぐでも楽しめますが、ボトル詰めの後でも10年以上熟成して、良くなると言われています。深みのある濃い紫色。熟した黒い色の果実の魅惑的なノーズ。ミディアムボディでしなやか、熟した果実味のしっかりとした核は、溶け合ったタンニンに支えられ、長く続く余韻を心地よく楽しめます。 牛肉や羊肉、鴨肉のグリルなどによく合います。

ジャン・マリー・ガルニエ シャルドネ “セレクション・デュ・ソムリエ” (白)2020

ジャン・マリー・ガルニエでは、ブルゴーニュ産と南フランス産のぶどうをブレンドして、ブルゴーニュ産の繊細さ、エレガントさと、南フランス産のふくよかでコクのある果実味を併せ持った白ワインを作り続けています。緑がかったイエローゴールド色。桃やメロンの甘い香りにフレッシュなレモン香り、キレのある爽やかな酸味とシャルドネの甘い果実味の後、わずかな苦みを感じます。リッチな果実味を楽しめる飲みやすいワインです。シーフードや鶏肉のバターソテー、野菜のフリッターなどとよく合います。